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『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』評価・レビュー。発売日に買わなかったことを後悔したレベルの良作。音ゲー+アクションを組み合わせた新感覚の気持ちよさ!!

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『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』3時間ちょいほどプレイしたので、軽くレビューします。

ガッツリとはプレイしていないので、ファーストインプレッション的なものとして受け取ってください。

『シアトリズム ファイナルバーライン』の繋ぎとして購入した本作(Amazonで新品約1400円)ですが、メチャクチャ面白いです。

これ普通に発売日に買わなかったこと後悔しました。発売日に買っていたらやり込みまくっていた可能性が高い。

本作は“キングダムハーツの音ゲー”と思ってもらえればいいです。

『キングダムハーツ』シリーズに登場した楽曲を音ゲーとして遊ぶことが出来ます。
※自分自身は、シリーズをクリアしたのは初代のみで楽曲に関しては全く詳しくありません。

宇多田ヒカルの楽曲“光”も収録されています。これは当然知っていますよ^^

メインのリズムゲームですが、最初はかなり取っつきづらい印象を受けるかもしれません。

一般的な音ゲーと違って、ノーツがモンスターになっているので、かなり独特です。

これが慣れてくるとメチャクチャ譜面を叩くのが気持ちよくなってくるのです。

流れてくるモンスター(ノーツ)にタイミングよく合わせてボタンを押すと、敵が倒れていく。モンスターの種類によって、ある程度直感的にどう押せばいいかっていうのも分かってくる。

敵の攻撃をXボタンでジャンプ回避してから攻撃するみたいな、ちょっとしたアクション感覚を味わえる部分もある。これもしっかりリズムに合わせられる配置になっていてメチャクチャ気持ち良い。

あとは、Xボタン押しっぱでグライドしながらノーツを取る場面もある。これはホールドノーツだと思ってくれればいいです。

エクセレントでコンボ継続しているときの脳汁の放出っぷり、ヤバいですよ。敵が小気味よくポンポン消えていくのが爽快。

難易度14の楽曲もフルエクセレント取れました。


自分は一応音ゲーマーなので、難易度はプラウド(3種類ある中の最高難度)で進行しています。

もう1度言いますが、最初は本当に取っつきづらかった。

始めたばかりのリザルトコレです。「このゲーム、ムズくね?」が第一印象。

そんな自分ですが、譜面を作っている人の感覚みたいなのを理解できるようになると、そこからは早かった。一気にリズムに乗れるようになって、SSSもどんどん出せました。

難易度11楽曲“Castle Oblivion”は初見フルエクセレントです。

上手く言語化出来ないんですけど、“ここはこのリズムで来るだろうな。ここはリズム的にこの配置だろうな”的なものが分かってきて、その感覚で叩いているだけでもかなり良い感じで叩けるようになりました。

ここは音ゲー慣れしていないと難しい部分かもしれません。

このゲーム、音ゲー慣れしている人なら早めにに対応出来るようになると思いますが、逆に音ゲー全く触らない人は難しく感じる可能性がある。視覚的な面で言えば、他音ゲーより騒がしく見えそうなので。

まあ、音ゲー普段触らない人は低難易度でプレイすればいいだけなのでそんなに問題はないか。

本作のゲームのマイナスポイントとしては、単純に楽曲に馴染みが無さすぎるという点かな。これはKHシリーズをまともに触っていない個人的な意見になってしまうが。

ゲームとしてはリズムに乗れる楽曲が多くて楽しいけど、『シアトリズムFF』のような聞きなじんでいる楽曲達ではないので、楽曲が魅力的かと言えば個人的にはNOということになる。

でも、楽曲自体が悪いとかそういうのでは断じてないです。

公式サイトで収録楽曲を覗いてみましたが、ディズニーの楽曲は「サークル・オブ・ライフ」「美女と野獣」「ホール・ニュー・ワールド」3つだけですかね?アザータイトルに掲載されているのがこの3曲しかなかったので。

「ホール・ニュー・ワールド」は解禁したのですが、これメッチャ良い曲ですね。聞いたら、アラジンのヤツだって分かりました。流石にそのくらいの知識はあります。

……で、この譜面がまたニクいんですよ。

女性ボーカルに切り替わるところの“大空~♪”のところでしっかりグライドさせてきやがるんですよ。空飛ばしてきやがるんですよ。

完全にボーカル合わせを狙ってきて鳥肌立ちましたね。

楽曲への没入感半端ないっす。

こっちもテンションは大空ですよ。自分でも何言ってるか分かりませんが、それくらいテンション上がります。

まあそんなこんなで、まとめに入ります。

本作はマジで面白いです。3時間のプレイ時点で判断すれば“神ゲー寄りの良ゲー”とします。

音ゲーなんだけど、アクションゲー的な気持ちよさもあって、これはかなり新鮮な感覚。これを生み出した開発すげーなって思う。譜面構成も芸術的と言っていいレベル。さすがシアトリズムのインディーズゼロですよ。

「Under the Sea」のプラウド譜面は個人的にかなりオススメ。リズムに乗りやすいです。

楽曲に馴染みが薄い(ここは個人的な問題)、楽曲解禁が面倒、この2点が目立ったマイナスポイントになるだろうか。

アマゾンなら新品も非常に安く買えるので、自分同様に『シアトリズム ファイナルバーライン』の繋ぎとして買うだけでも元は取れると断言します。

レビューは以上です。

P.S.2020年発売のゲームなので、ネット対戦モードは一切マッチングしませんでした。昼・夕・夜の時間帯でマッチングを試みましたが対戦成立せず。オンライン対戦は楽しめないと思ってください。

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