皆さんこんにちは。
つい最近、アマゾンプライムビデオで映画を2本見ました。
1本目は『おくりびと』です。
「年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。NKエージェント!!」 この求人広告を手に「NKエージェント」を訪れた元チェロ奏者の小林大悟(本木雅弘)は、社長の佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。
その仕事とは、遺体を棺に収める“納棺”という仕事だった。戸惑いながらも、大悟は妻・美香(広末涼子)に仕事内容を偽り、納棺師の見習いとして働き出す。
(C)2008 映画「おくりびと」製作委員会
納棺師という職にスポットを当てた邦画です。実はこの映画を見るのは2回目。
プライムビデオで何か映画見るかな~と思って映画を探していたところ、たまたま『おくりびと』が視界に入ってしまった。その際、とても良い映画だったことを思い出し、2回目の視聴とあいなりました。
「死」を取り扱う映画ではあるんですけど、笑える部分もあったりして、そんなにかしこまった映画ではないので、肩肘張らずに視聴出来ます。
ただし、メッチャ泣けます。
もう中盤あたりから涙がボロッボロに出てきて止まらなくなります。鼻水のオマケ付き。自分なんか、2回目の視聴でストーリーの流れが分かってるのに、涙が殆ど止まりませんでしたからね。マジで泣きすぎて途中で涙止めるために視聴ストップしたくらいですから。個人的には邦画史上一番泣ける映画です。
元々自分は涙脆い性質ではありますが、この映画を見て泣かない人が居たら人間じゃないと思います。それほどに心を動かされる映画だと自分は思います。
今回、2度目の視聴をしたことで、この映画が作られるキッカケとなった「納棺夫日記」という書籍も読みたくなったので、これは近々購入する予定です。
主人公を演じる本木雅弘さん、NKエージェント社長を演じる山崎努さんの演技も素晴らしく、広末涼子さんも美しい。
『おくりびと』未視聴の方は是非ご覧ください。Amazonの高評価を見ても分かる通り、良作であることは間違いないです。
自分自身の死について言わせてもらうと、自分がもし死んだら映画みたいに丁重に取り扱いなんてしてもらわず、死体はそこらのゴミ箱に捨てられたってどうでもいいくらいには思っていますが、それとこれとは話が別です。(無職こどおじの自分は孤独死が確定していますし、誰にも看取られずに死ぬので、自分が死んだあとの取り扱いに関してはどうでもいいのです。)
で、それとこれとは別なんです。納棺師という仕事は崇高で素晴らしいものだなと感じました。亡くなった方と残された方たちへ向ける“思いやり”のようなものでしょうか。自分はそこに美しさを感じました。
さて、次に見た映画は『イエスタデイ』。
こちらは洋画です。
映画『イエスタデイ』の感想
売れないシンガーソングライターのジャックが音楽で有名になるという夢をあきらめた日、12秒 間、世界規模で謎の大停電が発生──。
真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが昏睡状態から目を覚ますと…あのビートルズが世の中に存在していない世界に!
彼らを知っているのはジャックひとりだけ!? ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況。
そしてエド・シーランのツアーのオープニングアクトを任され、ついにメジャーデビューのオファーが舞い込んでくる。思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックだったが──。
© 2019 Universal Studios. All Rights Reserved.
謎の停電後、ビートルズが存在していない世界になっていた。ただし主人公はビートルズの存在を理解していて、ビートルズの楽曲を利用して成り上がっていきます。日本風に言ってしまえば『転生したらビートルズだった』ですかね。
ビートルズには全然詳しくないんですけど、高評価だったので視聴しました。詳しくないと言えど、耳にすることが多い「イエスタデイ」「イマジン」「レットイットビー」とか、流石に知っています。中学生の頃は英語の授業でビートルズの楽曲を歌わされたりしました。
さて、感想なのですが、個人的にはそこまで面白くなかったというのが本音です。
劇中で演奏されるビートルズの楽曲は素晴らしいと思います。初めて聞いた『Back in the U.S.S.R.』という楽曲はとにかく格好良かった。
が、肝心のストーリーが陳腐な“なろう系”のようで、ちょっとついていけなかったです。そこにやっすい恋愛ドラマを足したような感じですかね。
全部が全部つまらなかったわけではなく、序盤は面白かった。後半に行くほどつまらなくなっていった。最後の締め方や、とある登場人物達の行動原理も全く納得がいきません。
『おくりびと』がAmazonで高評価だから名作なのは間違いないとか言いましたが、かたや『イエスタデイ』は高評価でも微妙だった。つまり記事内で自家撞着してしまいましたが、どうにもこれは合わなかったな。時間の無駄だったってほどのクソ映画じゃないけど、評価の割には……って感じですね。ビートルズの名楽曲があったからこそ最後まで視聴耐えれた内容です。
なろう系が流行っているからこその高評価なのか、それともビートルズファンならしっかりと納得出来る出来だったのか。自分はビートルズファンじゃないので分かりません。なんかファンほどブチ切れそうなやっすいストーリーしてるなと感じましたが、高評価を見る限り大多数の人に受けているわけで、自分の否定的な感想はマイノリティなのでしょう。
個人的には、ビートルズという知らない人はいないであろうアーティストを題材にして出てきたのがしょうもなさ過ぎる恋愛ドラマだったという話です。
あと、ビートルズ以外にも存在が無かったことになっているものがいくつかありましたが、結局何の法則性を持ってそれらのものが消失されていたのかは分かりません。劇中でそういうのが推理出来るシーンってありました?自分は全く分からなかったので、もし知っている方が居たら教えて頂けると嬉しいです。
映画を見た後はアマゾンプライムミュージックでビートルズの楽曲を聞くようになったので、そのキッカケになってくれたのは本映画の有り難いところではある。
以上、自分が見た映画2本の紹介でした。一昨日、先日はあまりゲームをプレイしていません。
自分も中学の英語の授業でビートルズ歌わされました。
当時はビートルズ知らなくて、ビジュアル系バンド全盛期に、何で外国の歌を歌わされるのか疑問でしかなかったですw
ビートルズ歌わされるのは英語の授業あるあるなんですかね。
粋だけど思春期には恥ずかしくてきつそうな授業うけてんな
おじさんの世代は英語で歌なんてなかった
自分もおっさんですけどねw
今思うと、あれは英語教師の趣味だったのかなと思います。