以前、「子供を産むということは殺すということ」という記事を書いたことがあります。
その記事内には「バカは子供を産まないでくれ」とも書きました。それは、私の両親のことでもありますが。
バカとは言いましたが、別に自分は親を侮辱しているわけではないことをここに言っておきます。「産んでくれるな」とは思っていますが、育ててもらっている(恥ずかしながら子供部屋おじさんなので過去形ではなく現在進行形なのであーる)恩義は感じております。
本日、マキオンの配信で自殺した方を見たことで、やはり、うん……、やっぱりそう思いますね。
付き合って、結婚する。そこまではいい。ろくに考えずとも、勝手にやってくれと。関係ない話だ。
ただし、子供を産む。そこはしっかりと考えて欲しい。
自分の人生と照らし合わせて。
自分の人生が今まで全て順風満帆で輝かしいもので、一切の精神的、身体的苦痛もなく、最高、生きていて最高、たとえ将来死が待っていようとも、そんなのが気にならないほど幸せな人生だったと思えますか。一度も死にたいと思ったことはありませんか。負の感情を一度も抱いたことはありませんか。
それならOK。子供産んでください。さぞかし子供は幸せな人生を歩むことでしょう。
違う?一度でも死にたいと思ったことがある?辛い目に遭ったことがある?ほうほう……それでも産むと。
子供が同じ目に遭うってことですけど、分かってます?
……考えられるでしょう。人間なのだから。
その、気持ち悪い言い方になりますけど、種を繁栄させるっていう生物という視点で見たら、子供は産まなきゃいけないんですけど、そういうのじゃないでしょう。もう。そんな種ウンタラカンタラではなく、そこらの動物ではなく、思考出来る人間の親としての視点を持ってみてください。
自分が今まで歩んできたような人生を同じように子供に歩ませ、最後は、死という、最大の恐怖を子供が味わわなければならない事実に疑問は抱きませんか。
最後の“死”以外にも、生きていく上で辛いことは色々あるでしょう。ケガ、事故、病気、いじめ、恋、容貌、数え切れないくらい試練の連続だと思います。
無責任に「人生は素晴らしいものだ」「愛している人との結晶が欲しい」だなんて言って、産まれてくる子供に何十年にも及ぶ苦難の道を歩ませるのですか?最後は必ず死が待っているんですよ。産むってことは殺すってことですよ。
自分の言っていること、間違っていますか?自分は絶対に間違っていない。これを間違いだと感じるなら、そちらが狂っている。
あなたが産んだ子供は確実に死にます。産まれてこなければ苦しむこともなかった。
産まれてきたら確実に死ぬ。子供を産む親は、それが分かっていて何故産むのか。これが本当に自分には理解出来ない。もう本当に何度も言いますけど、産まれてきたら死ぬしかないんですよ最後には。
死と人生の楽しさを天秤に掛けてみてください。割に合いますか?リターン取れてますか?最後自分がどんな死に方をするかもわからない。寿命を全う出来るかも分からない。ハッキリ言って、産まれくることに対するリターンなんて全く割りに合っていない。
……これをですね、自分の親には分かっていて欲しかった。自分が産まれたことで、誰も得していない。クソみたいに捻くれた子供部屋おじさんのヒキニートがクソみたいにキーボードパチパチ叩いて暗い部屋でうだうだ言っているだけです。環境がクソ過ぎた。やはり兄の奴隷というポジションで産まれたのが、本当に良くなかった。自分の人生を捻じ曲げた存在は、やはり兄にあるでしょう。こいつがいなかったら、最低でもゼロ、良くてプラス、マイナス要素は絶対にない。自分が産まれてこないことこそが最善ではあった。
これを優生思想って言うんですかね?言っている私自身は劣悪な側ですけど……。自分みたいなバカが産まれてきたって仕様がないでしょう。そのバカな子供のバカな親だって、いくらバカだって理解出来ると思うんですよ。産んだらその子供はいつか必ず死ぬって、当たり前のこと分かってて、なんで産むんですかね。そんなに自分の人生に自信がお有りでしょうか?
「子供がいると人生に張り合いが出る」とか言う輩がいますが、そういうのは本当に全くもって最大級にチャンチャラおかしいですね。自分が満足したい人生を送りたいがために子供の生命を犠牲にするってことじゃないですか。これが一番おかしくて噴飯ものですね。自身の人生の張り合いだかの為に、どんな苦難な人生を歩むかもわからない、エンディングは死という絶望で待っている、地獄のストーリーが確定している子を犠牲にさせるんですかと。
やっぱ、どうみてもおかしいですよね……。本当に本当に、考えてみて欲しい。産んだ子供は将来、死に震え、死に恐怖して死んでいきますよ。その、至極当たり前のことを、あなたは知っているわけですよね。
産まれてくるであろう子供は知りませんよ?拒否権はありませんよ?「あなたはこれからこうこうこういう人生を送るでしょう。人生の途中で楽しいこともあるでしょうが、辛いことも沢山あるでしょう。そして、最後は“死”という、途轍もない、壮絶なラストが待っています。それでも産まれてきますか?YESかNOで答えてください。NOなら命が授かることを回避できます。」そんなわけあるか。産まれてくる子供に拒否権なんかない。親の行為によって産まれ、そこから死への片道キップ確定です。乗車拒否は出来ません。
こういう考えにいかないっていうのが、やっぱおかしいんですよね。普通に自分の考えに辿り着きませんか?なんでなんだろうな……。自分の財力とか頭脳を照らし合わせて、満足な人生を子供に歩ませられると本気で自分の親は思ったのだろうか……。
死を超える幸福を与えられる自信があるなり、資産があるなり、金があるなり、遺伝子が優秀なり、何かしらあるなら、好きにすればいいと思います。でも、そういうのが無いのなら、ちょっと待ってくれ、一旦考えてみてはどうだと。本当に産まれてくる子供が幸せになれるか?よく考えてみてほしいですね。今日自殺した、配信者のことを考えてみてください。
もう自分自身は産まれちまったもんで、仕方ない。でも、自分だったら、子供にそんな目を遭わせないかな。生を授けないことこそが一番の幸せだと思います。
輪廻転生から脱した“解脱”が最高の状態っていうのはそう考えるとよく言ったものだと思いますね。輪廻転生という思想は置いておいて、解脱が良いっていうのは分かります。
「人生字を知るは憂患の始め」とは漢検の勉強中に知った諺ですが、この世に生を受けること自体が憂患の始まりだと自分は思います。
なんか傍から見たらメンヘラっぽいような記事になってるとは思いますけど、別に今、自分は精神に異常はありませんし、死にたいとか思っていないので安心してください。至ってまともです。漢字検定準1級の勉強も続けていますし、いま死ぬ理由はありません。
自分は兄より先に死ぬわけにはいかないですしね。兄の死に顔見ないで死にきれるかって感じです。誰かを憎む、怨恨というのも、立派な生きるためのエネルギーです。自分は兄を物凄く憎んでいますが、多分兄は自分のことを何とも思っていないでしょう。これがまた面白い。兄は、自身がどれだけ憎まれているか、多分気付いていないでしょう。自分の溜まりに溜まっている怨恨を知らずに生きている。面白い。
自分は率先して死にたいなんて、露ほども思ってないですよ。死ぬなんて、恐ろしいことは今は考えておりません。
今日なんて『メタルマックスゼノリボーン』が届くのが楽しみで仕方ないですしね。まあ、クソみたいな人生でも、自分が楽しめることは楽しみましょうってことです。
別にこんな自分の思いは、毎日言うことでもないので、たまたまゲーム配信者が自殺するという件があったので、ちょっと語っておきたく、そう思ったわけです。ガンダムのゲームで荒らし行為をし、最後に自殺した配信者、その人生が満足のゆくものだったなんて、到底思えない。ハッキリ言って哀れで、悲しい。配信をほんの僅かに見ただけですが、自分と重ねてしまいます。自分と似ているなって感じました。自分は今は死にたいとは思っていないので、そこは違うのですが、なんか多分この人は、中身は自分とすごく似ていそうだなって妙な親近感を覚えました。
さて、『メタルマックス ゼノリボーン』が届く前に、今日の分の漢検の勉強は進めておこうと思います。ゼノリボーン届いたらぶっ続けで遊び続けるだろうからね。