子供の頃から「ダチョウ倶楽部」と「江頭」が心底嫌いで不快だった話。他人を不快にさせる系の笑いが一切理解できない。好きな芸人と世間の松本人志叩きについても語る。

最近、ダウンタウンの松本人志さんが女性関係のスキャンダルでメチャクチャ叩かれていますね。

その事件とは関係のない、お笑いの内容まで叩かれることになっていてそこは不憫だなと思う。“それついでだ”と言わんばかりにお笑いの部分まで叩かれているのはなんだかなって思う。そこは事件と関係なくね？と。

あとは、確実なソースも出ていない段階でとてつもない犯罪を犯したかのような叩かれようだったので、国民の手のひら返しの凄さと言ったらないなと感じた。

文春側が出したソースで松本人志さんが本当に間違いなくやったのかって分かっていないですよね。自分としては女性側の行動も卑怯だなと思うし。

結局、何かメリットがあるから誘いに乗ったわけでしょ？そこで思ったメリットが得られなかったから8年前のこと掘り返して復讐したとしたらそれは流石に？って思う。“あわよくば”みたいなのが絶対あったでしょ。その“あわよくば”が外れたから今更文句言ってるんじゃないの。

だから自分は松本人志さん側を叩く気にもなれないし、静観していた。過去のヤバい発言（書籍など）とか色々掘られているけど、それとこれは別問題として考えている。まず女性側のポジションはどうだったんだよって話だし。

ちなみに自分自身は元々ダウンタウンの笑いを面白いと思ったことは殆どない。笑ってはいけない系は面白いと感じるものもありましたが。

アマプラでドキュメンタルやフリーズも見たが、見るに堪えない内容だった。ドキュメンタルは特に下品でキツかった。松本人志さんによる笑いではないけど、あれで笑える感性はよくわからない。松本人志さんが笑ったら周りも笑わなきゃいけない空気みたいのもありますよね。

これを言っちゃうとまさしく冒頭で言った事件と関係ない話になってしまうのですが、これは次の話に繋がってくる。

だから自分はここで最初から言っておきたい。ダチョウ倶楽部と江頭2:50が昔から心底不快で嫌いだったということを。

なんでこれが世間で受けているか理解不能だし、その感覚を理解したいとも1ミリも思わない。こんなので笑える下品な感性を持っていなくて良かったとすら思っている。

まずダチョウ倶楽部。

食べ物を粗末にする笑いです。熱々のおでん食って吹き出すのが彼らのお家芸ですが、これのどこが笑えるのか分からない。汚いし食べ物を粗末にしているだけ。

せめて面白いならいいよ？面白くないんだもん。アレマジで何が面白いわけ？汚いだけじゃん。テレビに出てきたらチャンネル変えていました。

自分の記憶違いだったら申し訳ないが、いつだったか金魚を口に含むネタもあった気がする。アレもマジで無理で速攻チャンネル変えた。

これは自分が嫌悪感を示す“大食い・早食い”という行為に似ているかもしれない。

大食い・早食いに関しては過去記事で語ったことがあり、自分は「見た目は“食べている”けど、その実質は“捨てている”んじゃないか？」と自分は発信しました。

ダチョウ倶楽部のおでんネタはそれに通じるかなって思う。食べ物を弄んでいるってことは命を侮辱するのと同レベルかなと。それが自分の根底にある感覚だろうか。

次に江頭2:50です。

こちらも子供の頃から面白さが全く分からなくて、嫌いな芸人でした。めちゃイケによく出ていた記憶があるが、一度もこのひとで笑ったこと無いし、出てくると嫌な気分になった。

なんかムダにメチャクチャ騒いで嫌がらせするポジションって感じだったような……。布袋のBGMが流れてきてギャーギャー騒ぐ。全然笑えない。女性に対しても高圧的に接している感じがあって、なんかイヤだなあって子供ながらに思っていた。

YouTubeで検索したら昔のめちゃイケの動画が出てきたけど、これ本当に何が面白いんだろうなって今でも思う。

自分がどれだけ不快に思おうがダチョウ倶楽部や江頭がテレビに出続けていたってことは需要のほうが多かったってわけで、世間の感覚は理解できない。

お笑いにうるさいってわけではないけど、当時の自分は深夜の爆笑オンエアバトルを欠かさずチェックしていたから、そこのハイレベルな笑いと比べていたのもあったかもしれない。

爆笑オンエアバトルに出ていた芸人で特に好きだったのがダイノジでした。ダイノジが出てくるときは嬉しかったな～。

爆笑オンエアバトルとは関係ないけど、パンクブーブーの「引っ越し」っていうコントは今でも覚えているくらい笑った。これは5年以上は前のネタだろうか。

ちょうど1ヶ月前にアップされていました。

物を持ち上げるときの息が合わないネタなんですけど、マジで笑える。LADY NAVIGATIONのくだりは死ぬほど笑いました。

自分も昔の職場で似たようなこと経験していて、そのときの思い出も一緒に蘇るんですよ。

仲良かった先輩と重い荷物を運ぶとき、「いっせーのー、せっ！」って一緒に言うんですけど、そこでいきなり「ｲｯｾｰﾉｾ！」って自分が超早めに言ったりしてタイミングメチャクチャズラすという、しょうもないやり取りしていたました。

自分がちょっと早めに言ったせいでタイミングが合わずに「はえーよ」的な流れがもともとにあって、そこから超高速化させるっていう方向になっていった。メチャクチャくだらないけど、懐かしい思い出です。

その先輩って本来だったら自分とは絶対にウマが合わないような超アスリートだったんですけど、PSPのモンハンがキッカケで仲良くなれました。

ちょっと横道に逸れましたが、やっぱりお笑いってのは誰かを不快にさせちゃいけないと思う。

誰かを笑わせるために誰かを不快にしちゃいけない。みんなを笑わせてこそ“真のお笑い”だと思う。だから、汚かったり下品だったりで笑いを取りに行くのは良くない。

以上！