基本無料ゲームのサービス終了……これが発表されたゲームはだいたいツイッターのトレンドに入ります。
サ終問題は、基本無料ゲー・スマホゲーでは避けられない話です。
最近では『ボーダーブレイク』『ガンダムブレイカーモバイル』のサービス終了が発表されました。『ワールドフリッパー』も運営規模縮小でサ終が近そうな雰囲気が出ていますね。
自分がここらへんの話題を見て思ったのは、基本無料ゲー・スマホゲー運営の難しさです。
「運営がクソだから」「ゲーム内容がクソだから」でサ終するのは皆さんも納得のいくところだと思うんですけど、そうじゃないゲームもあるわけで、それが上で挙げたサ終確定の2作品になります。ツイッターの反応を見る限りではユーザーに愛されていたゲームに見える。
すでにサービスが終了した『東方ダンマクカグラ』『ドラゴンクエストライバルズ』もサービス終了を惜しむ声が沢山挙がっていました。
『ワールドフリッパー』だって、自分がプレイしていたけど別にクソゲーなんて思っていなくて、普通にドハマりしていた時期もそこそこ長かった。
サービス開始初期に下方修正で炎上はしたけど、それ以外は問題の無い運営だったように思える。
これ何が言いたいかというと、“面白いゲームだからといって沢山課金されるわけでは無い”ってこと。
ワールドフリッパーなんて課金の必要性が自分はマジで感じられなかったから、完全無課金で遊び続けていました。
自分からすれば課金圧ゼロの良ゲーってことですけど、それってつまり運営には利益がいかないんですよね。
ソシャゲ運営ってここらへんの匙加減がメチャクチャ難しそうだなって思った。
ユーザーにとって遊びやすいゲームは課金しなくなる。じゃあだからといって課金圧を強めると課金圧が強い札束殴りクソゲーになってしまう。このバランス感覚ってすごいセンスが要ると思う。
自分が長く続けていて、一番ハマっていたと言えるのは『ドラゴンクエストウォーク』です。
いまはもうモチベガタ落ちになっているけど、この一番ハマっていたゲームの課金額って月3000円~6000円程度なものでした。
ゴールドパスっていう月額パスを買って、あとはたまにある有償★5確定ガチャを引くってレベルの課金。この程度の課金で全然楽しめたし、なんなら完全無課金で遊んでいる人も多いと思う。課金圧がだいぶ低いゲームです。
メタル系モンスターに対して確実に先制を取って処理できる“メタキン剣”は確保必須の人権武器だったけど、しっかり無償石を貯めている人なら課金せずとも取れたはず。
課金してでも絶対取るべき武器ってのは後にも先にもメタキン剣だけだと思う。それでいて、そこそこお金に余裕のある人は課金したくなるような、良い塩梅になっている。最近……というかメドローア実装以降はちょっと微妙に思えてきてるけど。
自分がこれ以外にインストールしているスマホゲーはコチラ。
・ワールドフリッパー
・ロマサガRS
・ドラゴンクエストタクト
・共闘ことばRPG コトダマン
・ラストクラウディア
・崩壊スターレイル
この中でどのゲームの課金額が一番高かったかと言うと……
『ドラゴンクエストタクト』です。
去年自分が課金した金額を自分でチェックして、自分自身でドン引きした金額を注ぎ込んでいた。
一番ハマっているわけではないのに一番課金していたのが『ドラゴンクエストタクト』だった。これ、課金圧が半端なく強いゲームで、現役スマホゲーの中では最凶の課金圧だと思っています。
PUキャラの排出確率が0.7%で、最大で5凸まで重ねることが出来て、凸数によって性能が大きく変わります。
なんでこれだけヤバい凸ゲーを自分が今でも続けているかって、まあそのドン引きするほど注ぎ込んだ課金額があるから辞めるのは惜しいってのがあります。
あとは、キャラのモデリングとか褒められる部分もあって、全てが全てクソではないってところ。全部がクソだったら流石に引退しています。
今年は反省しているので、課金はかなり抑えめに遊んでいます。
先月サービスが開始されたばかりの新作スマホゲー『崩壊スターレイル』は、個人的には良いバランスかなって思う。
610円課金しておけば、ある程度ガチャを回せて楽しめる。ガチャの排出確率はキツいけど、そのぶん天井の仕様が凄い親切なゲームです。
ドラクエタクトみたいな凸仕様はあるけど、完全ソロゲーだから全く気にならないし、その必要性も現状は一切感じられない。これで凸大正義ゲーだったら確実にユーザー離れるし。
ちなみに自分が現在進行系で一番課金しているのは『共闘ことばRPG コトダマン』です。
コトバを作って戦う、他に類を見ないタイプのゲーム。
これは普通に、ゲームが面白くなっているからキャラを引くためにも課金したいっていう、至って健全な理由です。
運営のトップが変わったことでメチャクチャ良運営・良ゲーになっている。クソ運営時代は全然課金しなかったけど、いまはゲームが面白いから課金して楽しんでいます。
最近はアイビーっていうクソ強い限定キャラを取るために3万8000円ほど課金してしまった。だけど別にコレは後悔してないです。
もともと性能が発表された当初から課金してでも絶対に取るって気持ちでいたし、引いたことでゲームの立ち回りも凄い楽しくなっている。自分が納得のいく課金で手に入れたキャラです。
ちなみにコトダマンは様々なアニメ・ゲームと頻繁にコラボするのも魅力です。本日は「オーバーロード」とのコラボイベントが発表されました。
コトダマンは興味があれば、触ってみてください。
自分の触っているスマホゲーについてはこんなところか。
そんなわけで、スマホゲー運営って難しいよなあって思ったところです。
課金圧が強いとクソゲー・クソ運営でブッ叩かれるし、じゃあ課金圧低くするかってなるとユーザーには歓迎されるものの収益が得られなくてサ終コース。バランス取るのは難しい問題です。
自分の中でそのバランスが良いと感じているのは『ドラクエウォーク』『崩壊スターレイル』『共闘ことばRPGコトダマン』です。
『ドラクエタクト』は自分が一番課金したゲームだけど、他人には全くオススメしません。
以上です!
ロマサガRSは無料で遊べすぎて全く必要性を感じないけど「申し訳なくなって」納金的に時々課金してます
昔、モバイルゲームがまだ無法地帯だった頃、テレビで特集やってたけど、平日の午後は売り上げ低いらしくプロデューサーが、やりましょう!の一言で女の人が本日夕方5時から6時ポーション1個超特価100円!のバーナー作って、別モニターに写った売り上げグラフが上がってプロデューサーがニヤニヤしてゲーム会社の裏を見た感じしたけど、今では何でもかんでもユーザーがお金だしてくれた時代じゃなくなったもんね。ユーザーは冷めたけど会社はまだ一発逆転があると信じているのかな?