今の今まで忘れていたことなんですけど、自分は子供の頃に歯列矯正をさせられたことを思い出しました。
YouTubeで昔の動画を色々見ていたら、歯並びがメチャクチャ悪い子供(いわゆる“ガチャ歯”の酷いバージョン)が映っていて、そこで自分が昔に歯列矯正していたことを思い出した。
以前に見せたことがあるかもしれませんが、↓が数少ない自分の子供時代の写真です。
これ確か小学1年生の入学式の写真かな?と思う。
写真だとよくわかりませんが、歯列矯正をやる程度には歯並びが良くなかったはず。
自分はマウスピースを使って歯列矯正をしていたんですけど、いま調べると結構費用がかかるモノだということが分かりました。
当時はこのマウスピースを使った歯列矯正がすごいイヤで、マウスピースの“型”を作るときもメチャクチャ苦しかったことを唐突に思い出しました。
完全に忘れ去られていたそのときの冷たい感触もブワッと蘇ってきた。なんかジェルみたいなものを口の中に入れて型を作っていたはず。そのヒンヤリした冷たい感触をしっかりと思い出せるのって、人間の記憶力すげぇなって思う。
マウスピース作ったあとは、家に居るときはそれを装着して生活していました。入れ歯みたいな感じで、それも好きじゃなかった。その感覚も思い出せます。
このイヤな歯列矯正を無理矢理にでもさせられたおかげで歯並びが良くなったので、そこは親に感謝したいと思いました。
子どもの頃はこれが凄いイヤだったんだけど、その苦しみは母親が自分の将来の為を想ってやったことなんだから、感謝しなきゃいけないなと思った。自分のことを想うのならば産んでほしくなかったのだがそれは別としてね。
そういえば、歯医者に行ったときも歯科衛生士さんに歯並びが良いことは褒められました。
ブサイクでハゲているから歯並びだけが良くてもしょうがないって話なのだが。
調べてみると、大人になったあとの歯列矯正は大変みたいなので、子供の頃にやってもらって本当に良かったなと思った。
子供をお持ちの家庭の方で、もしも息子・娘の歯並びが悪かったら、歯列矯正をさせてあげてください。そのときは反抗したりメチャクチャグズると思うけど、大人になってから感謝するだろうしそれが子供のためになります。
昔をちょっと振り返ってみると、断片的な子供時代の記憶が連鎖的に蘇ってきて涙が出てくる。あんなことあったな、こんなことあったなって。
トイレに行きたくなって深夜に起きたとき、居間で母親がタバコを吸いながらアニメの『笑ゥせぇるすまん』を見ていて、「あれ、お母さんもアニメ見るんだ」って、その凄いなんでもない光景も覚えている。母親自身にとってはこんなこと何も記憶に残っていないだろうけど、自分にとってはその母親の姿がずいぶん珍しく見えて、だいぶ印象的だった。深夜だから見る番組がそれくらいだったのかな。
黄粱一炊の夢とはこのことで、人生の儚さと刹那さを感じる。
今はもう夢も希望もない長期引き籠もりのオッサンで、親もあと何年後に死ぬか分からない。布団に潜ると、どうしようもない現実と直面してときどき泣く。
自分の人生がどうすれば良い方向に転がったのかなんて可能性の話は、自分には無い。なぜならポテンシャル・環境がゴミだったからだ。家庭内暴力を受けた子供は他人の顔色をうかがう卑屈な性格になる。
父親が酒を飲んで暴れて、それにビクビクしていたような子供時代の経験は自分のせいなのか?父親が酒を飲むと結構な確率で暴れるから、それが凄い怖かった。食器もぶんなげて窓ガラス割れたりしていたし、激怒されて押し入れに追い込まれて怒鳴られたことは今でも覚えている。あの怒号が記憶に焼き付いているから、自分は一生父親を好きになれないのだと思う。
父親はとにかく短気だった。見た目も完全にチンピラだったし。
高速道路を走っていたときに、(煽り運転されたのかしらないが)前の車を止めさせて運転手にブチギレていたこともあった。それを母親が止めたりしていた。
もちろん、優しくしてもらったというか、普通の親子としてキャッチボールをしたりだとかそういうこともしていたけど、暴力的な行動があまりにも強く記憶に残りすぎて、その怨恨が一生消えない。
父親が仕事から帰ってくるときの車の音がイヤだった。父親が家に居ることがイヤだった。良くないことが起こるから。
小学校3年あたりのとき、父親が車の運転で事故って数年間入院しました。夜に電話がかかってきて家族全員で病院にいった。病院に着いたときにはちょうど父親が担架で運ばれていて、泣きながら父親の手を握ったことは覚えている。
そこから退院後は父親の性格もだいぶ丸くなったように思えるけど、よく酔っ払っているのは相変わらずだった。酔っ払って居間で寝るのがいつものことだから、「布団で寝なよ」って毎回起こすのが日常だった。
父親が入院して数年間働けなかったので、金銭面の出費も相当なものだったはず。母親が1人でパートと家事の全てをこなしていたのだから、当時の母親の労力たるや自分では想像がつかない。
歯列矯正の話から、色々昔のことを思い出してしまった。なんにせよ、歯の矯正だけは本当に母親に感謝しておきたい。けど、こんな人生になるのならやっぱり生まれたくなかったのが一番だね。
マウスピース矯正歯医者の宣伝画面でみるけど当時からもうあったんだね
矯正も大事だし 初めて歯石とりとかしてもらう歯医者が雑だと歯医者嫌いになっちゃうから最初に子供を連れて行く歯医者選びも慎重になったほうがいいすね 若い女性の歯科助手はみんな丁寧にやってくれる印象です