『ストリートファイター6』先程、弱キャラと言われているリュウをMASTERまで上げ終わりました。
以前、リュウを少しだけ触ったときには「これケンで良くね?」と言い放ちましたが、MASTERランクまで上げたことでまた新たな視点が生まれてきました。
ある程度触るからこそ見えてくる感覚と言うべきか。
例えば、アキを触っていない人って多分ウメハラさんとかネモさんの影響でアキのこと話にならないメッチャクチャ弱いゴミキャラとか思っていそうなんですけど、別にダイヤ帯を回していた自分からするとそうでもないと感じている。
自分がアキと戦っていても全然弱いとか思わない。コレはやっぱりそのランク帯の練度の問題で、ポテンシャルを最大限引き出せるプロとは全く話が違ってくる。
……で、リュウの話に戻します。
リュウは完全にケンの下位互換と思っていて、それこそ存在意義は何なのか?って思っていたんですけど、そうじゃないと思った理由がハッキリと生まれました。
“簡単に扱える道着”という点で需要があると思ったのです。
ケンのような奮迅停止コンボは練習しなくていいし、ルークのようなジャスト要素もない、リュウは凄いやることが簡単なキャラなんです。それでいて、しっかり勝てるキャラになっている。
そういう意味では、初心者にとってはケンやルークよりもリュウを使ったほうが実は勝ちやすいんじゃないか説が自分の中で出てきた。
自分はケンよりラクにリュウをMASTERに到達出来た。ダイヤスタートで、勝率7割でマスターいけました。ギリ200戦かかっていません。
JPとの組み合わせは相当終わっている感あるけど、まあキャラ相性考えないで言えば全然勝てるキャラ。これって弱キャラと言われているジェイミーやA.K.I.にも共通していることなんですけど。
ここからはMASTER到達までにおこなっていた自身の立ち回りについて語ります。
自分が立ち回りで主力としていたのは波動拳、立ち大P、屈中K、ドライブラッシュ択あたり。だいたいコレを使いこなすことで試合に勝てます。
屈中Kにはドライブラッシュを仕込んで立ち回りましょう。ODゲージと相談しつつ。
あとはOD波動拳などで相手を転ばせたときは“集中”しましょう。距離によってはラッシュ中段で攻めに行くかとか、判断は色々ある。
大ゴス(鳩尾砕き)はそういえば全く使っていなかった。大ゴスは有利フレ取れる技だけど、マジで全く使わなかった。
初心者の人がリュウを使うときに意識してほしいことは、波動拳を打つとき常に対空(昇竜)を意識することです。↓画像の赤丸あたりに視点を置きましょう。
何も考えずに波動拳を打つのではなく、波動拳を飛ばれたらしっかり対空を出せるように意識を向けておくことが大事。
波動拳を打った時のケースはガードorヒットorジャンプなので、相手のジャンプに意識を割いておくことは凄い簡単です。相手が飛ばなかったら何も起こらない。
あとは、これはダイヤ5あたりだと通用しにくくなってくるのですが、ジャンプ大Pをガードさせたあとの後ろ下がり投げシケ狩りが強いです。これは全キャラ共通のテクニックですが、一応記述しておく。
↓ジャンプ攻撃をガードさせたら……
↓大きな有利フレームを利用して後ろに下がり、相手が投げ抜けをしていたらそこに大Pをパニカンでヒットさせる。
コレは別に読み合いの範疇なので、どこまでいっても通用する行動です。
単純にダイヤ5までいくとリスクの高い投げ抜けをしなくなって、この投げシケ狩りがヒットしづらくなる。そういう場合は投げが通るので、投げにいきましょう。
あとリュウのカッコ良いコンボがコチラ。
立ち大P→ドライブラッシュ立ち大P→後ろ大P→ドライブラッシュ立ち大K→立ち大K→真空波動拳です。
これは無敵技をガードしたときなどのパニカン用コンボとして覚えておくと良いかも。
ドライブゲージをフルに消費してバーンアウト状態にはなりますが、SA1締めで4000ダメージを叩き出せる強力なコンボです。
ぶっちゃけ、ネモさん配信で対戦相手の赤眼竜さん(猛者リュウ使い)がこのコンボを使っていたのを見て、カッケーってなって再びリュウを触ったのだ。
自分がリュウをマスターまで使ってみた感想としては、初心者向け道着としてしっかり存在意義があるなと感じた次第。
例えば、格ゲーを一切やってこなかった人がケンのポテンシャルを活かせるコンボを習得するのは相当大変だと思う。画面見て入れ替えるかどうかの判断もしなきゃいけないし、状況によってヒットするしないのSAがあって、そこらへんもトレモで身体に染み込ませないといけない。
あとは龍尾や迅雷といった豊富な技で意識を散らせるからこその強さみたいなのもありますからね。
多くの引き出しを場面場面でしっかり使うからこそ、ケンが強キャラで居られるのだと思う。
ケンの引き出しが7段あるタンスだとしたら、リュウは4段のタンスみたいなもの。こう書けば分かりやすいだろうか。
リュウはそういう面倒なこと・難しいことを覚える必要がないんです。とりあえず簡単なコンボで火力を出せるのが魅力かなと思いました。
雑に攻めたいと思ったらラッシュ中段。波動昇竜で飛びを落とす楽しさもある。コンボ簡単。
伸びしろや立ち回りの豊富さや楽しさで言えばケンのほうが流石に勝っているだろうけど、扱いやすさは絶対にリュウのほうが上です。
……で、リリーやアキといった同じ弱キャラにカテゴライズされているキャラと違ってしっかりOD無敵技があるのも良い。
初心者が使うぶんにはリュウって全然悪くないでしょって意見に着地したのです。
アプデ後に調整が入ったお陰か、ネックとなっていた昇竜対空が真空に化けることも全然無かった。ここは見方を変えることでリュウ強化と言えるかも。
自分のリュウ雑感は以上です。
スト5のリュウと違って、意外に初心者にオススメしても問題なさそう感あります。スト5のリュウは本当に初心者向けなんかじゃなかったから罠過ぎた。
ただ、ここで言う“初心者”のラインはコマンド入力で波動昇竜をしっかり出せることが前提になってきます。そこさえ出来ればリュウでしっかり戦えるはず。
そこまで出来ない場合はモダン操作にするか、他キャラなどを使いましょう。
リュウを使っていて、立ち回りに物足りなくなってきたらケンにシフトしてみるってのも良いキャラの選び方かなと思う。
逆に、ケンを使っていてコンボ難しくてキツいなって人はリュウを触ってみると、プロのキャラ評価とは違ってケンよりも勝てるようになるかも。
純粋にダイヤ以下の人がランクマで勝ちたいだけなら本田が一番だとは思う。エドモンド本田は初心者帯の最終兵器まであると思っている。
ランクマで負けまくってゲオ行くくらいに挫けそうなら、本田で百貫と頭突きしてみてほしい。初心者帯ならそれでだいぶ勝てるはずだから。
以上。
ルーク相手の時なんか意識して立ち回ったりしました?
今プラチナなんですがjpよりルークのが勝率悪い……通常もなんも通らんくて泣きそう
2P側だと未だに昇竜が真空に化けるダイヤ1リュウです。ジャンプ大Pガードさせた後なんか、ほぼ100%投げしかしてなかったので、引くことも覚えたいです。
(というか、どのジャンプ攻撃ヒットさせてもガードさせても、その後の行動殆ど投げしかしてないし、逆にこちらがジャンプガードしたあともいつも手癖で遅らせグラップしてる…)
中距離で波動拳撃つとインパクトで痛い目に遭うんですけど…
中距離で撃つ玉って通常技の差し合いより遠い間合いだと思うんだけど…
インパクトで刺されるって単純に近すぎるんじゃない?
弱い者達がホンダで さらに弱い者を頭突く
その音が響きわたれば ゲオ売りは加速していく
リュウはスト6のシステムを全力で活用しないと中々勝てないキャラだと思ってます。
リュウで勝てるようになるとシステム理解が進んで本キャラはもっと勝てるようになったので、スト6練習用キャラだと思ってよくランクマやってます
どうの剣にも使い途はあったってことかな
むしろ5のアプデのたびに当身増やしまくる調整だったのは何だったのだろう
なるほどなと感心させられる記事でした。普段はプロ目線の話しか聞かないからどうしても錯覚や誤解してしまうところもあるけど、そういう役割のキャラも大切だよね
りゅうマスターはすごいね!
俺はダイヤでぬまってます
筆者に勝つくらい強いのに
永井先生はどうしてマスター行けないの?
勝ったって言っても練度もそこまで高くないであろうサブキャラにでしょ?
既に何キャラもマスターに行ってる人と、まだ一度もマスターに行ってない人なんだからそもそも自力が違うんじゃない
5の謎の当身達人路線から帰ってこれて良かった
管理人の方の格ゲーへの観察力の高さに脱帽
まさにふわっと思っていたことでした。
いい記事でした。いつもありがとうございます。
リュウと対戦して負けたとしても
ああ、相手が強く自分のここの動きが悪くて負けたんだなという納得感があるキャラ
初心者向けだとクラシックのリュウとモダンのケンな感じですね、モダンリュウが使いにくいってのもありますが
リュウはやさしめコンボで火力出るから初心者帯だとケンより勝ちやすいですね
やることが少なくて選択肢を絞りやすいから意識配分もしやすいのも良い