理想のデート

『理想のデート』第2話 ドラクエウォークで深まる愛

投稿日:2020年11月27日

非モテのブログ読者の皆さんこんにちは。彼女のいる管理人です。

前回、脳内の彼女と初デートをしたのですが、本日は2回目のデートです。そろそろ彼女が来る時間なので楽しみです。今日も初デートのとき同様、ドラクエウォークを一緒にプレイします。

前回の記事

毎回彼女って書くのもアレなので、彼女の名前をミホ(初恋の人の名前)と呼称することにします。私は彼女からは“コウくん”と呼ばれている設定にします。

-ピンポーン

あっ、彼女が来たかな。それでは失礼。

【24:00】

ミホ「こんばんは~」

俺「おう、久しぶり。2週間ぶりくらいだっけ」

ミホ「うん、私のほう仕事が忙しくて、ごめんね……」

俺「仕事だから仕方ないよ。そのぶん俺はドラクエウォークをやり込んでおいたよ」

ミホ「お~頼もしい~」

俺「見てくれ、こいつをどう思う」

ミホ「うわー、ダイ大コラボのダイの頭だ!ガチャで当たったんだ!カッコいい」

俺「だろ?武器は出なかったけどね、流石に」

ミホ「武器が出るのは0.5%……つまり200分の1だもんね。ドラクエウォークのガチャは恐ろしいよ」

俺「確率見直してほしいよね」

ミホ「うんうん」

暫くドラクエウォークのガチャについて文句を言い合う。

【24:15】

俺「ちょっと話し込んじゃったな。じゃあ“冒険”に出るか」

ミホ「うん、私も仕事はあったけどウォークモードでレベルは結構上がったよ」

俺「それは頼もしいな。ドラクエウォークは忙しい社会人もそうやって楽しめるのがいいところだよな」

ミホ「無職にそれ言われるとちょっと腹立つな」

そう言うと彼女は笑った。

俺「こりゃ1本取られた」

フフッハハハッ

笑う

談笑しあう俺と彼女。なんだか距離が縮まった気がする。

ガチャリ(ドアを開ける音)

俺「前は凄い寒かったけど、最近また暖かくなってない?」

ミホ「ね。この時期にしてはちょっと気温が高いよね」

俺「ウォーキングするには良い気温だけど、ちょっと変だよね」

他愛ない話をしながら歩く。

ミホ「あっはぐれメタルだ」

俺「そいつは任せろ。うおおおおお、まじん斬り!」

ズバシャァ

ボストロールのSこころをセットした俺の助っ人が一撃ではぐれメタルを葬る。

ミホ「コウくんのキャラ強い!」

俺「はぐれメタルにはまじん斬り。これは日本人にはお茶漬けっていうくらい当然のものだ」

ミホ「やーる」

【25:00】

彼女と暫く夜道を歩いていると、2人組の男がこちらに向かって歩いてきた。遠目からはよく分からなかったが、近づいてくると街灯に照らされてその風体が見えてきた。いわゆる“不良”とか呼ばれる類いの人間だろう。ここでは不良A、不良Bと呼称する。

不良

不良A「……でよ~、そのジジイの種モミを奪ってやったら、じじいが泣いてやんの」

不良B「ヘヘ兄貴、そりゃ傑作ですぜ」

そのまますれ違うつもりだったが、距離にして約10メートル。どうやら俺たちの存在が視界に入ったようだ。

不良A「ヒューッ」

ガラの悪い不良が不敵な笑みを浮かべながら口笛を吹いてこちらを見る。絡んできた。

不良A「兄ちゃん、マブい彼女連れてデートか」

不良B「いかにも理想なアベックって感じだなあおい」

俺「……」

不良A「おう、黙ってないでなんか言えよ!」

不良B「おい、兄貴が言ってんだよ!」

俺「デートだよ。それがどうした」

彼女「……」

彼女が震えている。どうやら不良にビビっているようだ。

不良A「おう彼女、俺達とデートしないか?こんな男より楽しませてやるぜ」

不良B「ヘヘ兄貴、そりゃ名案ですぜ」

ミホ「け、警察……」

彼女が震えた手でスマホをいじろうとする。警察を呼ぶ気だ。

俺「待て」

ミホの手を制止する。

ミホ「えっ?」

不良A「ほー、警察は呼ばないのか。良い度胸しているな兄ちゃん」

俺「勘違いするな。お前らに必要なのは110じゃない。119(救急車)だ。」

不良A「な、なにぃ~!スカしやがって!!」

不良B「兄貴、ヤッっちゃいましょう!」

俺「……ミホ、お前はどいてろ。フゥ~」

トントン

その場で軽くジャンプして身体をほぐす。

俺「……来いよ」

不良A「いちいちカッコつけやがって、舐めんじゃねえ~~~~!!!」

助走を付けて殴りかかってくる不良。相当頭に血がのぼっているようだ。

俺「……(右ストレート、射程距離70cm、このくらいか……)」

ブンッ

スッ

よける

空を切る不良Aの拳。紙一重で避ける。

不良A「なっ……」

俺「頭に血が上っているやつほど御し易いものはない」

不良B「うおおおおおおお!」

不良Bも奇声をあげて殴りかかってくる。

ブンッ

スッ

よける

不良B「こ、こいつ……」

俺「お前らの攻撃は終わりか?お前らドラクエは知ってるか?こっちの“ターン”だな。」

ググッ

拳に最大限の力を込める。

俺「破ーっ!!!!!」

ドンッ

不良A「うっ」

ドドンッ

不良B「グフッ」

その場に倒れる不良達。

俺「安心しろ、手加減はしてある」

不良A「な、なんて強さだ……」

俺「ミホ、大丈夫か?」

戦いの行方を見守っていた彼女に声をかける。

ミホ「うん、私は大丈夫だけどコウくんは……」

俺「見てただろ?ノーダメージだ。こいつら、てんで弱かったから経験値は貰えそうにない」

そう言って俺はカッコつけて笑った。

ミホ「もうっ」

フフッハハハッ

笑う

談笑しあう俺と彼女。なんだか距離が縮まった気がする。

俺「変なのに絡まれたし、今日はもう帰ろうか」

ミホ「う、うん。この街も物騒になったね」

【02:30 自宅着】

ガチャリ(ドアを開ける音)

俺「ふ~、まあゴタゴタはあったけど、レベルはかなり上がったな」

ミホ「だいぶ捗ったよ。ありがとう」

俺「じゃあ今日のデートはこれにて終了で」

ミホ「うん、じゃあね」

俺「おう」

……

…………

立ち止まるミホ。

俺「どうした?」

彼女「“忘れ物”してないっけ、私」

俺「あっ、そうだったな」

キス

チュ
※読者様にはお手数ですがこのタイミングで「ラブストーリーは突然に(エンディングテーマ)」を流してください

ミホ「///。じゃあね」

俺「おう、また」

ミホ「(今日のコウくん、カッコよかったな)」

FIN

-理想のデート

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