ビジネス情報サイト『ダイヤモンド・オンライン』さんにて、凄い才能を持った元格闘ゲームプレイヤーが紹介されていたので取り上げます。
その名は平尾丈さん。
中高時代はプロゲーマーだったそうです。その時代にプロゲーマーが存在したのか。100万円分のオモチャ券を渡せる大会が実在したのか。相手の挙動を見て昇竜余裕でしたが本当に出来たのか。等、興味深い部分が多々あります。
プロゲーマーだった中高時代、「底知れない1位」という存在にこだわりたい
格闘ゲームというのは大体グー・チョキ・パーの三すくみの構造で、あるキャラのこの技は、このキャラやこういう動きには強いけど、こっちには弱いといった関係になっています。でも、例えば「ストリートファイター2」では、リュウとケンというキャラが持つ「昇龍拳」という技は、例外的に無敵になる“外れ値”がある。
基本的には飛んできた相手を落とす技なんですが、相手がぴくりと動いた瞬間に繰り出せれば、誰にでも勝てるんです。
昇龍拳はコントローラーの「前・下・斜め・パンチ」というコマンド操作で出します。4動作なので理論上、相手が動いてから技を繰り出すまでは最速で4フレームです。さすがにそれには追い付けませんが、相手の挙動を感じて7、8フレーム後に打てれば、たいてい勝てます。これが分かってから85連勝しました。
プレーヤーとして東京ゲームショーに招待されるようにもなって、将来はゲーム会社に就職しようと考えるようにはなっていました。ただ、ゲームはどうしてもお遊びの延長で、大会で優勝しても100万円分のおもちゃ券をもらうくらいで、金券ショップで換金して学費の足しにはしましたが、その程度だったんですよね。
今、eスポーツが盛り上がっているのを見ると、そっちの道に進んでいたらどうなっていたかなと思うこともあります。オリンピック選手にもなれていたかなと。
※ソース元リンク:https://diamond.jp/articles/-/195023
正直、格ゲーやってる人なら、この人が言っていることが本当なのかどうかは一瞬で分かることでしょう。実際に記事で語っていることが出来るならeスポーツの世界に来てほしいです。それか、一回だけで良いのでプロゲーマーと対戦してほしい。
相手の動きを8Fで反応出来るってことはスト5の中段攻撃を余裕でガード出来るレベルです。
ちなみにですが、管理人が見てからギリ反応出来るのはいぶきの頭砕き(発生28F)くらい。発生22Fのリュウの鎖骨割りなんかは反応出来ません。まあこれはネット対戦のラグがあるのでオフ対戦とは状況が違いますが。
……なんていうか、格ゲーが踏み台にされてる感がヒシヒシと伝わる面白い記事ですね。ギルティ伊藤さんを思い出します。
あと、昇竜拳が4動作で4フレームと言ってますが、最後は斜めとパンチを同時押しなので、丈さん理論だと最速3フレ入力です。3フレで昇竜が入力出来るかは知りません。
記事内では中学時代にウメハラさんと戦ったとも語られています。どうせならウメハラさんと“獣道”やってほしいですね。興味のある方はソース元の記事をご覧ください。