『ファイナルファンタジー14』エイプリルフールで発生したツーラー炙り出し事件が話題になっている本作ですが、自分はこの事件を見ていてちょっと思ったことがあります。
それは、「ツーラーってメチャクチャ多いんじゃね?」ってことです。今回は一部のバカが炙り出された形ですけど、その一部だけでもかなりの人数ですよね。氷山の一角に思えて仕方がない。
この事件が早めに取り上げられたからバレずに済んだって人もメチャクチャ多いと思う。
トレンド入りしてなかったら意図せずにツールを自白するスクショ上げてた人はもっと大勢に登っていたことでしょう。なんかツーラーと縁の無さそうなエンジョイ勢っぽい雰囲気のアカウントもツール使っていたりしたわけで、すげえなって思った。
ツールを導入することの怖さみたいのとか無いんですかねこの人達?
もろにゲームに干渉しているし、ツール製作者が悪意を持っていたらもっとヤバいことになってますよ。
規約違反なので外部ツール導入自体が当然ダメなことですけど、それ以前に導入する恐ろしさを感じないのかなって思う。周りが使っているから大丈夫とかそんな感じなのかな。
FF14公式サイトのお知らせでも、外部ツールをダウンロードすることでウイルスやスパイウェアに感染するケースがあることは記述されている。
それによる相談も多発していると書かれています。運営からしたら、勝手に外部ツールダウンロードしてウイルスに感染したアホの面倒なんて見たくないでしょうに……。
今回はツール製作者のエイプリルネタってことで笑えるネタで済んでいますけど、悪意あるものを突っ込まれてアカウントが終わってもなんらおかしくないんすよね。
事件を調べていく内に情報を得たんですけど、『ファイナルファンタジー11』では卑猥な言葉を強制シャウトさせる罠ツールも存在していたみたいです。
以下、引用して罠シャウトを紹介。
規約違反ツール絡みの罠シャウト編
まず最初に、これは多数の報告事例から推測された内容であることを明記しておく。『NM即釣り』といった、アングラで流通している規約違反ツールに仕組まれた罠にかかった者が発するシャウト。1意の罠の被害者がシャウト内容に乗せられた参加者であるのに対し、こちらはシャウトした本人が被害者となる。
本人(プレイヤー)の操作とは関係なく、「特定の文字列」をシャウトするといったもので、シャウトをした本人にはその部分のログが表示されないという特徴もあるため、まず本人のみでは異常を自覚する事は無い。
このため、FFXI関連の掲示板で「特定の文字列」が報告された後、シャウト内容にこの文字列が含まれたプレイヤーが確認された際は、もれなくツーラーの称号が与えられることになり、また本人も他者からの助言が貰えない限りは行く先々で生き恥を曝し続ける羽目になる。
2005年頃に報告された、【●●●●(当記事内では自主規制)】【させてくれませんか?】や、2007年12月に報告された、「66676」などが挙げられている。
前者はTab変換形式で表示されるものの、そのような単語は当然登録されていないため、外部ツールである疑いが非常に強いものであった。
後者は一見タイプミスであるように思えるものの、ネ実などの掲示板で同時期に多数のワールドから報告が上がっており、前者と同じく罠シャウトの疑いがかけられている。リンク:罠シャウト/FF11用語辞典
自分自身はこの罠シャウトっていうのは見かけことはありません。プレイしていたのがジラートの幻影付近だったので。こんなのあったんだって初めて知って驚きました。
この罠シャウトは2005年の話題(プロマシアの呪縛リリースから1年後)なので、そのとき自分は既に遊んでいませんでした。
ジラートの幻影あたりのときは自動で釣り(文字通りフィッシングだったり、モンスターの自動釣りだったり)してくれるツールがあるみたいなのは聞いたことがあります。自分はPS2本体で遊んでいたのでそういうのとは無縁でしたし、2chなんかも全く見ていなかったので、ツール周りの事情は知らずにノンビリと遊んでいた。ノンビリと言ってもHNMLSに所属していたのでプレイはガチでしたが。
いま考えると、NMやHNMの取り合いでツール使用者と争っていた時があったのかもしれないな。
……まあ、そんなわけで、こういうプレイヤーを陥れるための罠ツールが『FF14』に出てきたってなんら不思議じゃないですよね。
今回はツール使用がバレずに済んだ人も、ツールを使用することのリスクみたいなのは考えた方がいいのではないかと思います。
改めて言いますが、外部ツールはそもそも“規約違反”であり、リスクがあろうがなかろうが使っていいものではないです。
このエイプリルフール事件はツーラーにとっても考えを改める良いキッカケになったはずです。