突然ですが自分は気付いてしまいました。
タイトルまま、貧乏家庭の子供の食生活は『ドラクエ1』ということに……。
何が言いたいかお分かりいただけるだろうか。
要するに、ご飯とおかずの一騎打ちなんです。
白飯と1種のおかずがドーンって出てきて、それ以外の副菜だとか汁みたいなものは出てきません。
多分ですけど、団地住まいの家庭も自分と同じような食環境なのではないかと予想する。ご飯とメインのおかず1品で終わり。別にそれで腹膨れるし、そもそもそれが普通だと思っていたから、当時はなんとも思っていなかった。
自分の中ではこの食生活が普通で、引き籠もりこどおじとなった今でもその流れは一切変わっていないのだけれど、世間の夕飯は副菜とか出てくるのでしょう。
……で、夏休みになるとお世話になるのがペヤングですよね。
「ですよね」って言っても“普通”の家庭に生まれた人間なんかには分かるわけないだろうが。持ち家だったり、二階建てに住んでいるような世間一般の普通の人生を体験してきたヤツらには分からねーだろうけど。
自分の小学生時代(高学年)は父親が事故って死にかけて長期間入院して、母親はパート+家事って感じだったのですが、夏休みは当然学校ではなく家にいるので昼飯は給食ではありません。自分の家の昼飯はカップラーメンです。あとは、居間に100円が置かれているので、それでお菓子を買ったりです。ときにはお菓子を我慢してガンダムのガチャポンを引くという暴挙にも出た。
当時の100円って言ったら、すごいですからね。100円あればいろいろなお菓子がたくさん買えました。それを捨ててでもガチャポンを引きたいときがあった。
……居間って言っても、自分が住んでいた平屋は居間、寝室、台所しかありません。前も言いましたが、新しく出来た友達に自分の家がバレるのが非常にイヤでした。このコンプレックスだとか恥ずかしさみたいなものは小学校高学年になってから芽生えた感情です。
友達の家は良いところに住んでいるのに、自分の家がショボい賃貸の平屋建てであることに凄い恥ずかしさや劣等感を感じていた。
……で、中学生の頃に友達の家に泊まりにいったとき、カルチャーショックを受けた。
友達の家は夕飯が凄い豪華だった。唐揚げがあったのは覚えていて、あと他にも色々おかずが出てきました。
もしかしたら、客人が来たからそのときだけ夕飯を豪華にしたって可能性が無きにしもあらずですが、その友達っていうのがメッチャ体格良かったんですよね。頭が良くて、体格はガッシリって感じ。
いま思うと、毎日良い飯食っていたから、ああいう体格になったんだろうなと感じられる。
もう1人、明らか大富豪の友達が居たんですけど、その友達も小学生の頃から体格すごかったですから。いつか語ったか分からないけど、その友達の家、マジで凄かったです。『ドラクエウォーク』するときにその友達の家を通ったりするけど、マジですげえ家だなあって毎度思いますからね……。
長い廊下があって、四角形みたいな感じで取り囲まれた長い廊下の中央には庭があって、すげー家だった。家に入るまでにも長い坂あります。アレはそんじょそこらの金持ちとは違う別格の金持ちだったな。
なんでそんな金持ちの子と仲良くなったかっていうと、スーファミの『餓狼伝説』の話をしたのがキッカケです。普通の同世代が持っていないセガサターンとか持っていました。アサオタクマ君、いまも金持ちだったら俺にお金を恵んで欲しい。
食生活でも人生決まるよな~って思いました。
自分みたいな貧乏家庭に生まれて、白飯とおかず1品、夏休みの昼飯はカップラーメンで終わりみたいな生活してたら、そりゃ身体も貧相だわってさ。やっぱり生まれで人生決まるよ。
ボロアパート、団地に生まれた子供はもうご愁傷様って感じ。子供の未来を全く考えずに産んだバカ親を恨みましょう。
流石に昔の自分みたいなクソボロい平屋建てで子供を3人も作る家庭っていうのはもう居ないと思うけどね。
自殺する前にブログを残したことで有名になった前田仁さんや、女子高生のわいせつ事件で逮捕された格ゲー勢のクロダさん、ああいう家なんです、自分も。
構成的には前田仁さんとソックリです。自分は前田仁さんに物凄い親近感を抱いている。前田仁さんの環境は自分以上に辛かったと思うが……。
↓が自分の住んでいた家の見取り図です。このクソ狭い家に家族5人です。オワです。サザエさんのエンディングかよ。
就寝までは寝室が子どもたちで使う部屋って形になります。寝室に勉強机とか置かれていて、寝るときは家族5人が川の字になって眠る。すげえ時代だった。
あのもう見るからに人生終わっているようなキン肉ハウスで生まれ育ったら、そりゃ歪にもなるでしょうよ。しかもその狭い家で兄の奴隷ですよ?居間、寝室、台所しかない家で、弟の自分が悠々自適に過ごせるわけでもなく、兄の奴隷・邪魔者扱いされるわけです。兄の機嫌が悪いとストレス解消の標的にされるわけです。文字通りの理不尽な暴力です。夜は夜で、父親が酒を飲んで暴れます。
兄は父親が帰ってくると猫を被って大人しくなるので、父親が帰ってくるのは救いだったけど、酒を飲んで暴れるおそれがあって、そこが怖かった。父親が仕事から帰ってきたときの車の音が救いでも有り恐怖だった。
兄にも父親にも怯えていた。……いま思うと、父親は兄が自分に何をしていたのか全く知らないと思うんですよね。父親が居るときはマジで猫被ってたから。自分が父親に告げ口なんかしたらもっと悲惨なことになるから、父親にも言えなかったし。母親も傍観者だったな。
母親も兄に色々手を焼かれていたから、兄の存在が怖かったのだと思う。キチガイ染みてたから。身バレする可能性も高いので詳細は言えませんが、常軌を逸したことやっていますから。犯罪ではないけど、とても正気の沙汰では出来ないことやっています。だからこそ、兄の存在は本当に恐怖だった。コイツならマジで人を殺しかねないし、実際包丁を向けられたとき本当に殺されると思ったから自分は家から逃げるように一人暮らしをした。
いま引き籠もりこどおじの自分がこうなっているのも、なるべくしてなったというわけです。誰が自分の少年時代を救えたというのか。そりゃ子供心に楽しかったと思えたときもあるけど、冷静に考えてみるとマジで終わっている家です。
クソ兄の話をついでにしますが、その兄とはもう縁を切りました。先週帰省していたのですが、急に部屋に入ってきて「久しぶり」とか話しかけてきたので、俺に関わるなと直に言っておきました。これで縁は切りました。
結婚してクソ遺伝子を継いだ子供作って調子乗っていたからわざわざ自分に話しかけたんだろうが、本気で死ねって言いたくなりましたね。ハッキリ言って、いまの自分のほうが精神的立場は上なので、もう怖くはないです。あっちは自分にケンカ売ったら失うモノありますけど、引き籠もりのコッチには無いですから。命の捨て合いになったらリターン取れるのはコッチ側です。それを理解したのか、すごすごと引き下がっていきました。帰り道に事故って死ぬことを祈りましたが、その願いは叶いませんでした。
母親父親が兄と仲良く話したりしている声が聴こえてくると、本当に気持ちが悪い。このゴミが何してたか母親は知っているはずだし、なんだよこれって思う。
自分の家庭って本当にバカの集まりなんだなって悲しくなる。兄の子供見てキャッキャ言っているうちのクソジジイは酔っ払って暴れまくって母と子供に迷惑かけてたこと知らないのか。兄だって、ろくな人生じゃなかっただろう。その連鎖をお前らは作っているんだが?
ちなみに俺の兄は自分同様にブサイクで、整形しています。自分は整形していませんが。
だから、兄の子供も可哀想だよなあ。育ったら、父親と顔違くね?とかなるわけでしょ。ホラーじゃん、それ。負の連鎖作り出してる罪人なんですよね。こういうバカの血筋っていうのは。途絶えさせなきゃいけないのに、バカだから貧乏無能なのに子供を産んでしまう。これが罪でなくて何なのだろうか。子供が本当に可哀想です。
さて、もう1つの話に移りましょう。
「おせちを人生で一度も食べたことの無い話」
冒頭の話をしたのも、“おせち”の話題を見て気付いたからです。
そういえばおせちって人生で一度も食ったこと無いな~と。皆さんの家庭っておせちとか普通に食べるものなんですか?自分の家庭は全くの無縁でした。そりゃあんなキン肉ハウスでおせちなんて出てくるわけないです。
そして、全く美味しそうに見えないんですよね。ぶっちゃけると、全くもって魅力を感じない。
むしろマズそうにすら見える。
自分がこういうゴチャゴチャした食い物に惹かれないのは、やはり食生活に起因していると思う。ご飯+おかず1品という食生活を長く送ってきた(これは今も同じ)ので、ゴチャゴチャした食い物が苦手なんですよ。
修学旅行や自衛隊時代の慰安旅行で旅館に泊まったときも、ゴチャゴチャ複数いろいろなものが並んでいる飯は全然美味しく感じられなかった。何がなんだか分からないし。
自分は、見て分かりやすい唐揚げとかハンバーグとか、そういうのじゃないとダメです。なんかよくわからん凝った食べ物は、舌がマズイと判断してしまうのでしょうか。
好き嫌いで言えば、ナマモノも苦手です。刺し身は全く食べれません。子供のときに1回食べて、その味が受け付けなくて、それ以来無理になりました。つまり寿司もダメってことです。
大人になってからイクラは食べれるようになって、イクラは普通に美味いと感じられるけど、刺し身はもう無理ですね。なんで寿司がみんなに好まれているのか、自分には理解できない領域です。
アナゴならいけますけどね。アナゴはウナギみたいな感じだから、アレはいけます。
貧乏な家に生まれると、普通の家庭で経験しているようなモノが得られません。
おせち、食べたこと無い。親戚づきあいも殆ど無いからお年玉少ない。家がボロいから友達呼びづらい。新しい友だちに家を知られたくない。様々な劣等感が生まれます。そこに加え、自分には暴君の父親と兄が居たので、つねに何かを恐れてビクビクしているような子供になる。
子供を産む人は、せめて持ち家と人並みの容姿、頭脳と年収800万くらいは確保して欲しい。キン肉ハウスで子供育てとか、本当に虐待以外の何物でもない。
『ハンターハンター』のネテロvsメルエムじゃないけれど、自分の人生は最初から詰んでいたんだな~って思うよ。詰むべくして詰んでいたと考えると、ある意味で納得もいくというか。
なんかさ~、人生は努力でどうにかなるとかホザいてるアホどもに言いたいよね。前田仁さんや自分みたいな家の環境で育ったことあるのかよってさ。持ち家だとかいいトコのマンションで育ったヤツがそんな綺麗事言っても全く説得力ねーから。親が大卒だったりしたら本当に笑える。遺伝子面で恵まれすぎてんじゃんって。
あとは成功したやつが元は弱者だったアピールも辞めたほうがいいね。それ現在追い詰められている人の励ましにも何にもなってないから。
以上。新年なので明るくいきましょう!あけましておめでとうございますッ!!