今日はアマゾンプライムビデオで『家族ゲーム』という映画を見ました。
なんとなく昭和の雰囲気を感じられる映画が見たくて、それっぽいものを適当にチョイスしてみました。1983年の古い映画です。
キネマ旬報ベストテン第1位作品。
才人・森田芳光監督が、どこにでもある家庭の抱えている問題をユーモアに描いたシニカルでシュールなホームコメディ。
高校受験を控える息子を持つ沼田家は、成績のパッとしない息子のために家庭教師をつける。だがやって来た吉本(松田優作)は三流大学の7年生という風変わりな男だった。
とても不思議な映画でした。ジャンルがコメディだと知ったのは見終わってからです。
なんか、コメディチックな部分はあるんだけど、凄い不気味に感じる部分もあって、いつかエグいことでも起きるんじゃないかとソワソワしながら見ていた。
退屈する時間が一切なく、あっという間に最後まで見てしまった。
不気味な雰囲気を感じられる映画だったけど、青春っぽさもあったりして、とにかく変な(褒め言葉)映画でした。
空気感というかなんというか、そんなのが凄い。この映画が何を伝えたかったのかは理解できない。
でも、なんかすげー映画だったなっていうのが自分の感想です。
まあしかし、劇中の兄弟はそんなに仲が悪く無さそうでいいですね。
自分は兄が大嫌いですから。死を願うほどにね。