先日の記事で「忍ism」が13名との契約終了を発表したことについて紹介しました。
「忍ism」内の女性ゲーミングチーム「花鳥風月」メンバーの1人、“あおぞら”さんが辞めた経緯について配信で語っていたので紹介します。
※あおぞらさんは2019年6月30日まで「花鳥風月」所属
以下、配信の書き起こしとなります。
配信内容書き起こし
【卒業した理由】
これは本当に私個人の話だけど、今年に入ってから、自分の中で、チームと会社の方針としてどうしても納得いかないことがあって、ザックリ自分は、ちょっと自分は納得が出来ませんってことで会社ともいろいろ……こうなんだろ、しばらくは様子見てたんだけど、様子見てどんどん状況があまり良くない方向に進んでく感じがあったんで私は自分から卒業を決意してやめました。
今後花鳥風月っていうチームがよりよい方向に進んでいくためにどうしたらいいのかっていうのを自分なりに考えて自分なりに伝えて卒業を決意しました。
急に一気にやめるって話は知らんかったから、ほんとに、13人一気にやめるのはビックリする。
本当に誤解しないでほしいのが、実績云々とか関係ないんですよ別に。ただ単純に花鳥風月が花鳥風月であるための道っていうか、やっぱ私レイジの一番最初に花鳥風月として活動してきた頃からずっと見てたのでチームを。
だから……そうですね、う~ん、やっぱり、なんだろうな、ちょっと、う~んってなるところはちょくちょくあって、女性ゲーミングチームっていうコンセプトで花鳥風月やってますけど、その女性であることを言い訳にはしたくなくて私は。
男とか女とか関係なく、平等にプレイヤーとして戦っていけるところを見せたいよねって私はずっと思ってて、だから、女性であることを盾にしちゃいけないし……う~ん、ごめんなんか熱意が、想いが溢れすぎて笑。
イベントとかではガチでやるってよりかはエンジョイでやって盛り上げるってことを第一に置いた企画とかもあるし、そういうのはそういうのでコンセプトがまた別だからいいんですよ。
ただ、プレーに関しては男だからとか女だからとかいうのは絶対に言い訳にしちゃいけなくてあくまで平等なプレイヤーとして戦わなきゃいけないんですよ。って私は思ってるんですよ。
男女性別関係なく真剣にプレーに取り組む姿勢っていうのを先陣きって見せていきたかった私は。
女の子なのに凄いねじゃないんですよ。そのひと個人を性別抜きで見なきゃいけないと思ってるんですよね。
コメント:声優とかと同じで、女ってだけでアイドル化しちゃってる部分もありそう
A.そう、本当に私が言いたいのは、性別だけでアイドル化はやっぱ違うんだよな~って思っちゃうんだよな。
コメント:女性も男性と同じように一線で戦うのが当たり前になってる環境がいいなみたいな感じかなぁ
A.そう、だいたいそんな感じです。
コメント:ほのかちゃんとハルちゃんを小学生うんぬんで考えたことないです
A.偉い!マジでそう。小学生だから凄いとか、学生だから凄い、社会人なのに両立しながらやってるの凄い、専属でやってるの凄い、違う。違う!
どういう状況をおいてもプレイヤーはプレイヤーなの。そこにプライベートを挟む余地っていうのは無いと考えてる。本当にただ1人のプレイヤーとして私は見たい。
(プレイ時間の差、ゲーム歴の差とかあるから、小学生とか社会人で強いのは普通に凄くない?と管理人は思いました)
コメント:そこだけ聞くと非常に正しい意見に思えるんだが、それでどう会社との意見の相違があったのかが聞きたい
A.えーっとね、言いたい気持ちはあるけど、守秘義務っていうのがあるから、細かく会社とどういう話をしたかっていうのはお話できない。
私いろいろ言ってるけど、忍ismに関しては、私が配信をろくにやってないのに拾っていただいたし、北海道から東京に来るって言ったときもサポ…色々気にかけていただいた部分もあるし本当に感謝はしてます。
そこを忘れたことは一回も無いです。だから一方的に会社が悪いっていう言い方を私はしたくない。
コメント:企業的に大量に辞めるってことは何かあったって思われてもしかたなくない?
A.それは企業の都合であって、私達に聞かれてもわからん。
コメント:円満じゃないのは分かったよ
A.ちゃんとあの、和解はしてるからね!辞めると言ったときに。何度も話し合いを重ねてます。お互いちゃんと話をして「なるほどね」となって卒業することになったので、ケンカ別れとかじゃないのでそこは安心してください。
(“和解はしてる”ってことは、一悶着があったってこと?)
活動を強制させられたことはないからそこは安心してほしい。
NOって言えることはNOと言った。
私も深くまでは言えないから。
これからも配信は続けていきたい。
以上がおおまかな内容となります。
まとめ
女性であることを盾にしちゃいけないのに、なぜ女性ゲーミングチームを謳う花鳥風月に入ったのは謎なところです。この点に関しては、花鳥風月に参加したあとに考えが変わったのかもしれませんね。
女性であることを盾にしちゃいけないのに、配信動画には「女性配信」という文字が付け加えられているのも謎なところです。ただ、これは忍ismの意向かもしれないので何とも言えません。
あおぞらさんは、“女性だから”って特別視されるのを嫌がっているように見えますが、オーナーのチョコブランカさんは女性を武器にしているとしか思えません。
「日本女性初プロゲーマー&世界初プロゲーマー夫婦」ってチョコブランカさんは自身のツイッターで書いてますけど、こんなんモロ女を武器にしてますよね^^;
正直、自分もあおぞらさんの言ってることに賛成ですよ。女性であることを盾にするなよ、武器にするなよって自分も常々思ってますもん。なんで性差関係なく遊べるゲームで女性をウリにするの?ってね。
“女”じゃなかったら表舞台に上がれなかった人間なんてそれこそ腐るほどいると思うよ。ゲーム業界には。
オーナーのチョコブランカさんなんて、『ストリートファイター5』をろくにプレイしてないのにプロゲーマー面してテレビに出てゴールデンボンバーの歌広場さんに負けてましたからね。
スト5はパンピーでもプロに1引けるようなゲーム性してるので、1先で負けたことはどうでもいい。この人の一番の問題は全く『スト5』をプレイしてないことね。スト5プレイしてないのに、スト5を食い物にしてテレビに出て格ゲーマーの印象を悪化させてるから凄い。“将棋ボクシング”発言でも炎上したし。
もうチョコブランカさんはスト5の実力が露呈するのが怖くて仕方ないんだと思います。この人が配信しないのってつまりそういうことなんじゃないかと。あと、スト5が大して好きじゃないんだなって印象。ストリートファイター4はともかく、ストリートファイター5に関しては虚構で築き上げた姿でしょ。
チョコブランカさんは過去に、女性ゲーマーを応援する「Project Gaming Girls(P2G)」というゲーミングチームも立ち上げていたことも紹介しておきましょう。
これ、『モンハンP2G』のミスリードも狙ってそうで嫌悪感を抱いたのは今でも覚えてます。なんか、本当に全てが“形”だけだなって印象しかない。結局P2Gってろくに活動しないまま終わりましたよね?本当に女性ゲーマーを応援していきたいなら、数少ないスト5女子プレイヤーの“はつめ”さんともっと絡んでるはずですし。
つまり……女性であることを盾にしたくない“あおぞら”さんと、女性であることを武器にしているであろう“チョコブランカ”さんと意見の食い違いがあったんだろうなと管理人は思いました。
これは管理人の勝手な憶測ですけどね。
“あおぞら”さんが配信で言っていた「チームと会社の方針としてどうしても納得いかないこと」という部分は凄い気になりましたが、こちらは守秘義務の関係からか語られることはありませんでした。
結局のところ、女じゃなかったらメディアに出れてないっていうような人を多く見かけるのが問題なんじゃないかな。女性だからダメなんじゃなくて、実力が無くても女性を武器にしてメディアに出てるから自分は嫌悪感を抱いている。
あなた、性別を男にしたらその腕前でメディアに出れてますか?って。
単純に強ければ良いと思うよ。強くても文句言われるなら、その文句言ってるほうがおかしいって流せばいいんです。
特にTVの番組においては、上手いプレイ、強いプレイを求められてるのか?ってのがそもそもにありそうな気はする。そのゲーム知らない人が見てそのプレイが面白いか、興味をそそられるかを魅せれるか?ゲームの素人なTVクルーがそれを出来るとはとてもとても
そういう意味では、TV番組作るのにはプロゲーマーよりプロ解説者の方がまず必要かと
チョコは弱いけどストV配信やってね?
弱いけどね
日本におけるゲーマー会の女性差別は良い意味でも悪い意味でも根強い。
それを利用した女性ゲーマーや、それに乗っかる男性ゲーマーが後を絶たない故に止まらん。
ゲーマー男女比がほぼ五分五分のアメリカみたいになればもっとマシになるのかな。
>>ゲーマー男女比がほぼ五分五分のアメリカみたいになればもっとマシになるのかな。
うーんこの知ったかキッズ
アメリカのことを何も知らんのになぜ知ったかしてしまうのか
五分五分じゃないのは、差別によるものじゃなく、単に実力差じゃないかと。将棋がプロ棋士に女性いないみたいに。実際大会で上位に女性がいたのみたことないですしね。上位にいなけりゃ注目されない→プロにならないってのは当たり前ですから。
配信タイトルに「顔出し」とかつけてるだけで俺はあぁ…そういうって思ってしまう。
某プロの大会後の配信とか
(負けたけど)「可愛いから問題なし!」とかあって本気で引いた。