アクション ヒットマン

『HITMAN(ヒットマン)』評価・レビュー。丁寧にローカライズされたステルスアクションハゲギャグ良ゲーです。

投稿日:

だいぶ間が空いてしまいましたが、『HITMAN』のプレイを再開して無事クリアしたのでレビューをしていきます。

プレイ時間30時間超
トロフィー取得状況47%
スポンサーリンク

『HITMAN』とは

2017年8月10日に発売された『HITMAN』シリーズの最新作。

暗殺者の「47」となって、指定されたターゲットを暗殺していくステルスアクションゲームです。
が、その実態はギャグゲーだと思っている。

本作がシリーズ6作目です。

【過去のシリーズ】
・ヒットマン:コードネーム47
・ヒットマン2:サイレントアサシン
・ヒットマン:コントラクト
・ヒットマン:ブラッドマネー
・ヒットマン:アブソリューション

舞台は全6ヶ国。様々なロケーションで暗殺を遂行するのが楽しい

本作の舞台はイタリア、パリ、タイ、モロッコ、アメリカ、日本の全6ヶ国。




マップの作り込み、モブキャラの会話量が凄いので、新しいミッションに挑むたびにワクワクします。

マップを歩き回って景色を眺めたりモブキャラのセリフを聞くだけでも結構楽しめる。

後半のマップ”アメリカ”は一気にスケールダウンした感があって残念でした。

チャレンジ、アプローチによる高いリプレイ性が魅力

チャレンジ

本作にはミッションごとに様々なチャレンジが存在します。

ミッションごとに用意されたチャレンジをこなすことで”マスターレベル”というものが上がっていき、新たな出発地点や装備品がアンロックされていく。

▲ チャレンジの”サイレントニンジャ”は2時間近く挑戦してみたが解法が見つからなかった。ムズい。

トロフィーの条件になっているものもあるので、やり込み派の人はチャレンジを頑張ってみよう。

チャレンジコンプは半端なく難しいと思います。

アプローチ

これは暗殺手段のヒントを提示してくれる機能です。

そのほとんどが暗殺に繋がるものなので、追跡すると攻略に役立つ。


▲ 毒入りの寿司を食べさせたり、占い師に変装して水晶玉で殺したり。

アプローチもチャレンジ同様に複数用意されているので、何度も挑戦して全てのアプローチをクリアしてみよう。

グロいものもあれば、ギャグ要素の高いものもある。

初見はオプションでオフにしておくのをオススメします。

初見はアプローチ無しの手探りで攻略するほうが楽しいと思います!

ローカライズされたNPCのセリフがとにかく面白い!

せりふ

このゲームの大きな魅力がNPCのセリフです。

字幕も流れない端役のセリフもしっかりとローカライズされています。

以前のヒットマン記事でも紹介しましたが、ここで改めて紹介。

音ゲーでドヤるモブキャラ

アイスについて2分以上熱く語るモブキャラ

語尾がザマす、のキャラも……

日本のマップにいる上記画像の女キャラは、語尾が”ザマす”ですw

ローカライズが本当にハジけてるので、実際にプレイして笑って欲しい!

敵のカツラもしっかり被る47

普段は敵に変装しててもハゲのままなのに、上記画像の変装では何故か髪の毛が生えてる。

何で髪の毛生えてんだ?って思ったら、敵がカツラを被っていたということに気づく。

笑っちゃいました。

BAD部分

bad

このゲームの大きな欠点と言えるのは、長いロード時間だけだと思います。

ロード時間以外に大きなマイナス部分は見当たりません。

ただ、この唯一のマイナス部分が結構なマイナスポイントです。セーブロードを多用するゲームなので……。

あとはこのゲーム性がプレイヤーにマッチするかどうかだけです。

オンラインに接続していないとチャレンジ要素やマスターレベル等の進捗状況が一切セーブされませんが、オフラインでPS4を遊んでいる人は皆無だと思うのでここは気にする部分では無いでしょう。

アクション要素は薄いので、アクション性を求める人には向いていない

ステルスアクションと銘打っていますが、アクション要素はそこまで高くありません。

デビルメイクライやベヨネッタのようなアクションゲームではないです。

銃撃戦も基本はないので、(こちらから皆殺しプレイを仕掛けるなら一応可能)激しいアクションを求める人には向いていません。

特定の暗殺を仕掛けるためにNPCの行動を”待つ”時間もあるので、そういうのがダルいと感じる方も注意。

まとめ:繰り返しのプレイが面白いゲームです

ゲーム自体はクリアするだけなら10時間程度あれば終わってしまうでしょう。

それこそ何も考えずにターゲットを殺し、被弾しつつ脱出エリアに向かってしまえばクリア出来てしまうから。

でも、一度のクリアで終わらせるのは非常に勿体無い作品です。

このゲームの魅力は繰り返しプレイです。

持っていく装備品や、選択した出発地点で攻略方法は様変わりします。

繰り返しプレイで気づく新たな攻略ルートもあるでしょう。

同じマップを何度も遊ぶと飽きが来るのでは?と思う人もいるかもしれませんが、このゲームの場合、そんなことはありません。

1つのマップで最低でも5時間は遊べると思います。

管理人はチュートリアルマップだけでも10時間近く遊びましたからね。

チュートリアルマップ+6つのミッション+3つのボーナスミッションで30時間は遊べることを保証します。

プロフェッショナルという高難易度モードでしか手に入らない装備品もあったりするので、やり込み度は相当高いです。

長くやり込めるゲームを探している、というなら『HITMAN』オススメしますよ!

気になったなら、108円で遊べる「プロローグ版」から始めるのも有りです。

関連記事:『ヒットマン(HITMAN)』108円で購入出来るプロローグ版が予想以上に楽しめたので紹介します。

ボーナスミッションについて

新品ならボーナスミッション「ザ・アイコン」「砂上の家」「地すべり」のプロダクトコードが付いてくるので、中古よりも新品かダウンロード版で買うことをオススメします。

ボーナスミッションの3種は既存マップを使用したミッションになっていますが、景観が様変わりしています。


別マップと言っていい出来ですし、トロフィーも存在しているので中古で買うのだけはやめておいたほうがいい。(ボーナスミッションはPSストアで個別販売もされていません)

『HITMAN』公式サイト:http://www.hitman.jp/game/

ヒットマン ザ・コンプリート ファーストシーズン
スクウェア・エニックス (2017-08-10)
売り上げランキング: 235

-アクション, ヒットマン

執筆者:


  1. 匿名 より:

    今Steam版プレイしてますが、自分のスペックだとステージ開始のロードが12秒位で同ステージからセーブデータのロードが9秒位です

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

『ボンバーパーティー!トーナメント』感想。ボンバーマンチックなゲームなのだが……。

今回はSteam用のゲーム『ボンバーパーティー!トーナメント(英題はBlast Zone! Tournament)』の感想を軽く語ります。 2019年1月16日まで無料配布がおこなわれている。タダで遊 …

GRAVITY DAZE2タイトル

正統進化した良作か。グラビティデイズ2 ファーストインプレッション

先日発売された重力アクションアドベンチャー「グラビティデイズ2」を4時間ほどプレイしたので軽く感想を綴っていきたいと思います。 その前に…… Plus会員はGRAVITY DAZE2の会員限定テーマを …

『隻狼(SEKIRO)』評価・レビュー。アクション苦手な自分が続けてるってことは、面白いんじゃないか……?面白いよね?

みなさんこんにちは。 今回は2019年3月22日に発売された『隻狼(セキロ)』のレビューをおこなっていきます。 本作はフロムソフトウェアが贈るアクションRPG。 ダークソウルシリーズは苦手でクリアもし …

仁王 トロコン

仁王 トロコンは意外に簡単!トロファー目線で難易度レビューします。オススメ金策も紹介。

無事に仁王のトロフィーコンプリートが完了したのでレビューしていきます。 また、「鍛冶屋一のお得意様」トロフィーを入手するためのオススメ金策方法を紹介。 作品自体のレビューについて知りたい方は「仁王 ア …

『無双オロチ3』クリア後の評価・レビュー。170人という圧巻なプレイアブルキャラ、ボイスのこだわりは凄い。が、やり込み成分は薄めか。

『無双オロチ3(PS4版)』本日無事エンディングを迎えたので、クリア後のレビューをおこなっていきます。 システム部分については神速版のレビューで触れているので、そちらをご覧ください。 『無双オロチ3 …

当ブログ「まじっく ざ げーまー」のテキスト、画像などの内容をまとめサイトやキュレーションメディアへ無断で転載することを固く禁止します。

FF14権利表記:(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.